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チルノのセキュリティ教室(その1) / 2010-12-07 (火)

このページはチルノな管理人の書く最近のセキュリティ対策についての
記事です。(全部参考にしなくても良いので見てもらえるとありがたいです。)

最近はYouTubeへ尖閣諸島での発砲事件のビデオが流出したとか、いろいろな面で
セキュリティに対しての見直しが必要と言う事で、このサイトでもこんな感じに
簡単だけど効果のあるセキュリティ対策や迷惑メール等の排除などの方法なども
ちょこちょこと載せていこうかなぁ…と思っています。

今回は最初と言う事でセキュリティ対策のひとつであるウイルス対策について
書いていきたいと思います。

コンピュータウイルスと言えばNimdaやKlez、Blasterなどを思い浮かべる人もいれば
情報流出でおなじみのWinnyやShareのようなファイル交換ソフトの脆弱性を突いて
情報を流すようなAntiny、オルタウィルスなどを思い浮かべる人もいるでしょう。

基本的にウイルスはメールの添付ファイルやホームページなどに付いている事が多く
それらのファイルやホームページのミスクリックや前述したファイル交換ソフトの
利用によりウイルスが付いてきてしまったなどいろいろな経路でウイルスがパソコンに
感染していきます。

ここからはコンピュータウイルスの感染を未然に防ぐ方法と感染してしまった場合の
対処方法について書いていきたいと思います。

ウイルス対策に必要なのは総合セキュリティソフトまたはアンチウィルスソフトと呼ばれる
ソフトウェアをコンピュータにインストールしてセキュリティ対策をするというのが
一般的です。

最近無料で利用できる海外製のウィルスソフトも数多く存在しますが、ウイルスのパターンを
データ化しているファイル(パターンファイル)の配信が遅かったり、コンピュータの相性に
よってはパフォーマンスを下げてしまう事もあるので出来れば有料のパッケージを購入した
方が良いと思われます。

有料のパッケージソフトは体験版と称した正規版の30日利用可能ライセンス版を配布している
メーカーがほとんどなので使いやすくて、パソコンに負荷がかかりにくいソフトを選ぶと
後々ゲームや動画を見たりする時にもたつきなどもなく快適に作業が出来ると思います。
ちなみに管理人はNorton Internet Security2011を過去のバージョンの延長ライセンスで
バージョンアップして使用しています。

ただしセキュリティソフトだけでは完全にカバーできないので、各コンピュータのOSに対しての
アップデートを忘れずに行っておかないと、場合によってパターンファイルが存在しない未知の
ウィルスのせいで、パソコンがおかしくなる事もありえなくはないので、Microsoft Updateなどの
OS等のアップデート作業はおこたらないようにしましょう。

以下はコンピュータウィルスに感染してしまった場合の修復の手順ですが場合によっていろいろ
あるので基本的な復旧方法について書きたいと思います。

まず感染したパソコンをネットワークから隔離(無線LANも同様)し、他のパソコンにウイルスが
感染しないようにしてから他のコンピュータでダウンロードしてきたセキュリティ対策ソフトの
体験版をインストールしつつ感染源であるファイルを駆除(削除)することでほとんどの場合は
問題なくウイルスの駆除が可能です。

ウイルスにかからないために実践する事は怪しいファイルのダウンロードはしない、英文のみで
添付ファイル(特にEXEやZIP等の拡張子が付いている物)が付いているメールは高確率でウイルスが
付いているメールなので開かずに消去する、ファイル交換ソフトなどは絶対に入れない、必ず
セキュリティ対策ソフトを導入、パターンの定期更新をする、OSなどのアップデートを忘れず行うを
行っていけば基本的にウイルスにはかかりません。

また最終手段としてWindows固有でしか動作しないサイトを除いて、MacやLinuxで見るという技もあるので
お金に余裕があるのであったらMacを1台導入して、ほぼ安全に使用できるインターネット閲覧用マシンと
して使うのも良いと思います。(現在氾濫しているウイルスの多くがWindowsをターゲットにしているため
OSが違うため実行不能と言う点を使っています)

ブラウザの話をしていなかったのですが、出来ればInternet Explorer(とスプレイニルなどのような
IEの部品を流用して作成されているブラウザ)は使わずMozilla firefoxなどのブラウザを使用した方が
安全にインターネットを渡り歩く事が出来るので、これを機にインストールすると良いです。

最後の方は本当にぐだぐだな文章になってしまい本当に申し訳ないです。
また気付いた点や修正点があったら文章を修正していく予定です。
次回はスパム全般に関しての話を書きたいと思います。